大腸ポリープ(大腸内視鏡切除手術)体験談
大腸ポリープ体験談
私は31歳になる年(2009年)、大腸ポリープを発見し、内視鏡切除手術を受けて治療しました。 大腸ポリープには種類があり、発症には食生活など日常の生活習慣の中に原因があることも はじめてわかりました。私の体験記を掲載しますので、ぜひ予防にお役立てください。
▼あらすじ(検査から切除までのあらすじ)
▼大腸内視鏡検査
▼大腸内視鏡切除手術(治療)
▼大腸ポリープとは?
▼原因と予防
▼まとめ
あらすじ(検査から切除までのあらすじ)
健康診断の便検査で、2年連続「便潜血」があり、大腸ポリープまたは大腸がんの疑いで大腸内視鏡検査を受けました。その際、小さな(2ミリ大の)大腸ポリープが見つかり、その場で切除手術をし摘出しました。2週間後、摘出したポリープの組織検査の結果が出ました。がん化している箇所はなく、線種と呼ばれるポリープだったことがわかり安心しました。
初期症状は殆どありませんでしたが、今から思い返すとひょっとしてあの痛みは・・・ということもあります。体験談をご紹介いたしますのでご参考ください。私のように小さなポリープであれば、入院不要の日帰り手術で治療可能な病気なので、すでに疑いのある方は必ず医師の診察をお受けください
健康診断の便検査に、便潜血でひかかった
30歳の時、健康診断の便検査に便潜血でひかかった。今まで便検査でひかかったことなどなかったのに・・。そういえば、最近座っている時に、浣腸されたような突き上げる痛みがたまにあった。
再検査(2回法)では、潜血陽性×1、異常なし×1だった
▼アマゾンで「大腸ポリープ」についての本を買う▼再検査(2回法)では、潜血陽性×1、異常なし×1だった
再検査(2回法)で、2日分それぞれの便を提出した。結果は潜血反応×1、異常なし×1だった。
たまに痛みもあることを主治医に伝えたところ、痔かもしれないと、その場で肛門を専用のスコープで見てもらった。
すると、血腫のような内痔核が見つかった。たまに起こる痛みと潜血反応は痔によるものかもしれないということになり、様子見となった。
1年後の人間ドックでまたひっかかった
1年後の人間ドックでまたひっかかった
(2回法の検査で、今度は潜血陽性×2だった!)
再検査から1年が過ぎた31歳の時、人間ドックを受けた。肛門の痛みはまだたまにあった。2回法の便検査で今度は2つとも便潜血反応がでて、主治医から来院するよう電話があった。今度は、大腸内視鏡検査をしてみようとのことで、専門技師のいる胃腸医院を予約したうえで紹介状を書いてもらった。
大腸内視鏡検査
中に入ると、まず専門の衣服に着替え、自分の順番になるまで待つのだが、その間に軽めの麻酔の注射を打った。人生で初めての大腸内視鏡検査だったので、ものすごく緊張していて、麻酔注射を打つ際、医師に「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ、ホアホアってしてる間に終っちゃうから。」って言われて、すこしホッとしたのを覚えている。
大腸内視鏡切除手術
麻酔が切れるまで、ベットに横になる。1~2時間後、先生と問診。取ったポリープの写真を見せてもらった。2ミリ大のピンク色のポリープだった。後日、組織検査し、結果を主治医から教えてもらえるという。検査の結果は、ガンはなく、腺腫と呼ばる良性ポリープだったとのこと。ひとまず安心した。
そして、痔の痛みだったのかもしれませんが、椅子に座った時の肛門を突き上げるような痛みも、ポリープ摘出後は全くなくなりました。
手術後、5年経過しましたが、便検査で潜血陽性反応がでることは一度もありませんでした。ということは、2ミリのポリープから出血していたのでしょうか?痔からの出血だったのでしょうか?わかりませんが、良かったです。(^^)
1、食生活の欧米化
肉中心の食事。野菜不足。
2、運動不足
運動しないと筋肉が衰え、基礎代謝が減退し体重が増えやすくなる。
3、体重増加(肥満)
急な体重増加には要注意。
4、便秘
便を長い時間、腸内に留まらせることは良くない。
5、喫煙
タバコは吸わないに越したことない。
6、飲酒
アルコールの多摂取はよくない。
7、老化
ポリープは老化現象のひとつだそうです。加齢には逆らえませんね。。
年を重ねると食事もお酒も美味しくなる。逆行して運動する機会は減る。加齢とともに基礎代謝も落ちるから、体重はますます増えやすくなる。それに加え、ポリープは老化現象のひとつ、となればやはり、年を重ねるとなりやすい病気であるのは明白なようです。私は当時31歳だったが(汗)。どんな病気の予防にも共通することかもしれないが、体の老化を防ぐこと、防げないかもしれないけど、食事や運動で体力づくり・代謝を良くし、若さを保つことが、予防につながることかもしれないですね。
1、食生活の改善
お肉などの動物性タンパク質は適度におさえ、野菜中心の食事を心がける。
2、適度な運動
軽い運動でもいいので、1日30分は体を動かすようにする。
3、体重管理
身長に適した体重を維持する。
4、快便を心がける
野菜などの食物繊維を多く摂り、1日1回の排便を心がける。
5、禁煙
タバコは大腸がん以外にも他の多くの病気の危険因子だ。
6、お酒を飲み過ぎない
お酒は適量を守る。アルコールの多摂取は、タバコ同様ほかの多くの病気の危険因子でもある。
他にも、十分な睡眠など、規則正しい生活を送ることが大事とのこと。
しかし、ちょうどタバコをやめた30歳になってから、まったく運動をしなくなり、体重が10キロ増えてしまいました。それも大腸ポリープの原因だったのかもしれません。
何かの本で読んだのですが、タバコをやめると食べ物が美味しくなり、体重が増えやすい。急激に食生活が変化し体重が増加する恐れがあるため、禁煙後5年間は病気に要注意だ、というものだった。
本当にそう思います。今では、たまにジョギングをし、タンパク源は肉ではなく魚をこころがけ、野菜やフルーツを多く摂取するようにしています。
それでも体重は減りませんが・・(苦笑)お酒を毎日飲んでしまっているからでしょうか?アルコールは、1日おきとかで休肝日をしっかり設けないと、体内で脂肪を分解できず、太りやすいのだそうだ。これから頑張りたいと思います!笑
大腸内視鏡検査
準備
大腸内視鏡検査および切除手術は、技術が重要の熟練技ということで、主治医に腕の良い医者を紹介してもらった。紹介先の病院と予約日を打ち合わせし、検査日を決めた。検査日の数日前、検査を行う病院から宅急便が届いた。 中には、下剤が入っていた。検査日には胃と腸を空っぽにしなくてはならないためだ。検査当日
下剤でお腹は空っぽにした状態で、病院へ向かう。「◯◯胃腸クリニック」という、胃腸科専門の小さな病院だ。ドキドキしながら中へ入ると、大腸内視鏡検査(切除手術)の患者しかいない、いわば大腸内視鏡専門と言っていいくらいの病院だった。「ここなら安心かな」と心の中で思った。中に入ると、まず専門の衣服に着替え、自分の順番になるまで待つのだが、その間に軽めの麻酔の注射を打った。人生で初めての大腸内視鏡検査だったので、ものすごく緊張していて、麻酔注射を打つ際、医師に「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ、ホアホアってしてる間に終っちゃうから。」って言われて、すこしホッとしたのを覚えている。
大腸内視鏡切除手術
ポリープが見つかる
とうとう自分の番が来た。ベットに横になり、肛門から内視鏡スコープを入れていく。クネクネと盲腸あたりまで入れたところで止めて、今度は抜きながら大腸を見ていく。自分の大腸内をモニターで見れた。麻酔が効いているので、痛みは全くなかった。下剤で空っぽになった大腸は、きれいなピンク色をしていて、思いのほか綺麗だった。するするっと慣れた手つきで内視鏡を操りながら「何もないですね~、きれいな腸ですよ~。」なんて順調に進んでいたが、一箇所の部分でピタッと止まり、いろいろな角度から見だした。「ポリープがありますね」と写真を数枚撮った。「小さいので、切除してしまいましょう」と言うと、内視鏡から針金のような輪っかでてきて、あれよあれよと作業してあっという間に切除。その後、そのポリープ以外、異常はなく検査(手術)終了。麻酔が効いているせいか、医師の言うとおり、痛みもなくあっという間でした。麻酔が切れるまで、ベットに横になる。1~2時間後、先生と問診。取ったポリープの写真を見せてもらった。2ミリ大のピンク色のポリープだった。後日、組織検査し、結果を主治医から教えてもらえるという。検査の結果は、ガンはなく、腺腫と呼ばる良性ポリープだったとのこと。ひとまず安心した。
治療後の経過
手術後は、すぐに普段の生活に戻れます。私の場合は、手術の翌日、妙にお腹が張り、盲腸あたりがキリキリ痛み出し、心配になりかかりつけの病院に行きました。すると、内視鏡検査の時に、腸をふくらませるために空気を入れるそうで、そのため、盲腸付近にある弁が痛むのではないか、そうであれば問題ないとのことで様子見になりました。その後、主治医の言うとおり、痛みは消えていきました。そして、痔の痛みだったのかもしれませんが、椅子に座った時の肛門を突き上げるような痛みも、ポリープ摘出後は全くなくなりました。
手術後、5年経過しましたが、便検査で潜血陽性反応がでることは一度もありませんでした。ということは、2ミリのポリープから出血していたのでしょうか?痔からの出血だったのでしょうか?わかりませんが、良かったです。(^^)
医療保険で「手術」扱いになる
ポリープを切除した場合、日帰り手術となりますが、医療的には”手術”扱いになりますので、任意医療保険に加入している場合は、保険金を受け取ることができます。私は検査・手術代で自己負担分で4万円位かかりましたが、後日保険会社から手術見舞金として10万円受け取りました。大腸ポリープとは?
大腸ポリープとは、いったいどんなものなのでしょうか?調べてみましたので、下記に挙げておきます。腸内にできるイボのようなもの
皮膚上によくできるイボ、加齢とともにできやすくなります。ポリープとは、まさにイボのようなもの。胃にできる場合もありますし、腸内できる場合もあります。大腸の粘膜上にできたイボが「大腸ポリープ」となります。しかし、やっかいなことに放置していると癌化する恐れもあり、発見次第切除することが癌予防につながるそうです。良性と悪性がある
ポリープには、良性と悪性があります。悪性とはつまり癌のことです。切除したポリープのうち、数パーセントの割合で、一部が癌化しているものが見つかるそうです。良性でも切除していおいたほうが良い理由は、癌化を防ぐためです。治療方法は、昔は開腹手術だった
現在では、内視鏡など医療器具が発達し、ポリープの大きさにもよりますが、肛門から入れた内視鏡でほぼ治療(切除)可能になりました。しかし、昔はポリープを取り除くために開腹手術を行なっていました。原因
それでは、大腸ポリープができる原因とは何なのでしょうか? 食事、運動不足、喫煙などの生活習慣、加齢などが考えられています。原因がわかれば、予防もしやすいですよね。詳しくは、下記「原因・予防」をご参照ください。大腸ポリープの原因と予防
大腸ポリープの原因と考えられている危険因子は下記のとおりです。大腸がんの原因もほぼ同じ内容。1、食生活の欧米化
肉中心の食事。野菜不足。
2、運動不足
運動しないと筋肉が衰え、基礎代謝が減退し体重が増えやすくなる。
3、体重増加(肥満)
急な体重増加には要注意。
4、便秘
便を長い時間、腸内に留まらせることは良くない。
5、喫煙
タバコは吸わないに越したことない。
6、飲酒
アルコールの多摂取はよくない。
7、老化
ポリープは老化現象のひとつだそうです。加齢には逆らえませんね。。
年を重ねると食事もお酒も美味しくなる。逆行して運動する機会は減る。加齢とともに基礎代謝も落ちるから、体重はますます増えやすくなる。それに加え、ポリープは老化現象のひとつ、となればやはり、年を重ねるとなりやすい病気であるのは明白なようです。私は当時31歳だったが(汗)。どんな病気の予防にも共通することかもしれないが、体の老化を防ぐこと、防げないかもしれないけど、食事や運動で体力づくり・代謝を良くし、若さを保つことが、予防につながることかもしれないですね。
予防
要は上記(原因)の逆です。大腸ポリープだけでなく、他の病気の予防に繋がることも多いので、ぜひ実践したいところ。1、食生活の改善
お肉などの動物性タンパク質は適度におさえ、野菜中心の食事を心がける。
2、適度な運動
軽い運動でもいいので、1日30分は体を動かすようにする。
3、体重管理
身長に適した体重を維持する。
4、快便を心がける
野菜などの食物繊維を多く摂り、1日1回の排便を心がける。
5、禁煙
タバコは大腸がん以外にも他の多くの病気の危険因子だ。
6、お酒を飲み過ぎない
お酒は適量を守る。アルコールの多摂取は、タバコ同様ほかの多くの病気の危険因子でもある。
他にも、十分な睡眠など、規則正しい生活を送ることが大事とのこと。
まとめ
私は、20歳から30歳までタバコを1日1箱(20本)以上吸っていました。お酒もほぼ毎日飲んでいました。ただ、週1回は水泳のような全身運動(サーフィン)をしていました。しかし、ちょうどタバコをやめた30歳になってから、まったく運動をしなくなり、体重が10キロ増えてしまいました。それも大腸ポリープの原因だったのかもしれません。
何かの本で読んだのですが、タバコをやめると食べ物が美味しくなり、体重が増えやすい。急激に食生活が変化し体重が増加する恐れがあるため、禁煙後5年間は病気に要注意だ、というものだった。
本当にそう思います。今では、たまにジョギングをし、タンパク源は肉ではなく魚をこころがけ、野菜やフルーツを多く摂取するようにしています。
それでも体重は減りませんが・・(苦笑)お酒を毎日飲んでしまっているからでしょうか?アルコールは、1日おきとかで休肝日をしっかり設けないと、体内で脂肪を分解できず、太りやすいのだそうだ。これから頑張りたいと思います!笑
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